将来のことを考えて、資産運用や投資はやっていますでしょうか?
私は2018年1月から始まったつみたてNISAをやっていますが、運用実績を見るとまだ始めて1年も経っていないですが確実に利益が出ています。
これから将来や老後のことを考えて資産運用のために投資を始めようと思っている人がたくさんいると思います。
その中にはつみたてNISAで投資をスタートさせたいと考えている人も多いのではないでしょうか?
しかし投資をやったことがない投資初心者の人にとってはつみたてNISAをどうやって始めればいいのかわからないですよね?
これからつみたてNISAを始めたいと思っている投資初心者のあなたにも、つみたてNISAの始め方をわかりやすく順番に説明していきます。
投資をスタートさせるための参考になれたらうれしいです。
~目次~
金融機関(証券会社・銀行)を決める
まずはつみたてNISAの口座を作る金融機関を決めます。
これは投資信託の商品選びと同じくらい重要なポイントです。
私のおすすめは楽天証券またはSBI証券
、
マネックス証券などのネット証券です。
理由はネット証券は大手銀行・証券会社に比べて圧倒的につみたてNISAの取り扱い商品数が多いからです。
金融機関 | つみたてNISA取扱い商品本数 |
---|---|
楽天証券 | 143本 |
SBI証券 | 146本 |
マネックス証券 | 129本 |
三菱東京UFJ銀行 | 12本 |
三井住友銀行 | 3本 |
みずほ銀行 | 5本 |
野村証券 | 6本 |
大和証券 | 15本 |
メガバンクや大手証券会社に比べ、ネット証券の楽天証券、SBI証券、マネックス証券はどれもつみたてNISAの取扱い商品が100本を超えています。

なんてことにならないように取扱いの多い金融機関を選ぶのが賢い選択です。
また、

と考えて3大メガバンクなどから取扱いのある商品の中から選ぶのは決して悪いことではないのですが、もし途中で違う商品に切り替えたいと思った時にその金融機関に取扱いがない場合、他の金融機関に変更の手続きをしなくてはなりません。
つみたてNISAの口座は1人1口座しか作ることが出来ません。
複数の金融機関でつみたてNISAの口座を開設することが出来ないのです。
途中でどうしても他の金融機関に変更したいと思った時に年には1回のみ変更は可能なのですが、書類の手続きなどかなり面倒な作業をしなくてはいけなくなります。
なのでこういった手間のかかる作業をしなくて済むように、金融機関は始めにしっかり決めておきたいところです。
つみたてNISAの口座開設をする
ここでは私も使っている楽天証券でつみたてNISAの口座開設の方法を説明します。
楽天証券の総合口座開設と同時に申し込めるので思っている以上にかんたんです。
まずは楽天証券のトップページから総合口座を開設します。
総合口座開設のための基本的な個人情報(氏名や住所、職業など)を入力したあとに、各設定の選択の中に「NISA口座の選択」があります。
その中の「つみたてNISAを開設」を選択するだけで口座開設の申し込みが出来ます。


すでに証券口座を持っている人もトップページから「NISA・つみたてNISA」から「NISA口座を申込む」を選択するだけで申し込みが出来ます。

ネットからの開設の申し込みが完了すると、3~4営業日後に基本情報に入力した住所に書類が届きます。
証券会社の総合口座と同時にNISA口座の申し込みをした場合は両方の書類がまとめて届きます。
書類が届いたら総合口座と同様にトップページからログインをして、マイナンバーを登録してください。
NISA口座のみ運転免許証などの身分証明書のコピーと一緒に必要事項を記入したNISA口座の書類を返送します。
返送した書類が税務署の審査を通って承諾されれば、つみたてNISA口座の開設が完了します。
入金をする
証券口座の開設が完了したら、入金をしましょう。
NISA口座は税務署の審査があるため、総合口座よりも開設完了までに時間がかかるので、その間に入金をしておくとNISA口座開設後すぐに商品の購入、積み立て設定が行えます。
こちらはNISA口座開設後の入金でも問題ないので、自分の好きなタイミングでの入金でよいと思います。
楽天証券の場合、提携する楽天銀行とマネーブリッジ設定をしておくと他の銀行などと比べて楽天銀行の金利が100倍になるので非常におすすめです。
つみたてNISAは年間40万円までの投資になりますので、初めに40万円入金しておけば1年間は何もしなくても自動で積み立てしてくれるので楽です。
私もつみたてNISAを始めるのと同時に、マネーブリッジ設定した楽天銀行へ40万円をまず入金しました。

投資信託の商品を選ぶ

NISA口座が開設出来て入金も済ませたら、いよいよ投資信託の商品を選びます。
私の場合は楽天VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド)のみ積み立て購入をしています。
楽天VTIは米国株式市場のほぼ100%をカバーした投資信託になります。
これを選んだ理由は信託報酬など管理手数料の低さ(0.1696%)と今後もアメリカの経済が世界の中心となって成長していくと考えているからです。
つみたてNISAの設定をする
投資信託の商品を選んだら次はつみたてNISAの積立設定を行います。
商品を選んだら「積立注文」をクリックします。

楽天証券では積立タイミングを毎月か毎日か選べます。
特にこだわりがなければ「毎月」で良いと思います。
より細かく積立投資をしたい人は「毎日」を選びましょう。

引落の設定は証券口座に入金して引き落とす場合は「証券口座」、
楽天銀行と楽天証券をマネーブリッジ設定して楽天銀行に入金している場合は「楽天銀行」、
楽天カードでカード決済する場合は「楽天カードの引落口座」をクリックします。
積立タイミングを「毎月」にしている場合は積立指定日(買付日)を毎月何日にするのか日にちを決めることが出来ます。

最後に毎月(毎日)の積立金額を設定します。
つみたてNISAの積立金額は年間40万円までです。
100円単位での設定となりますので、毎月積み立ての場合なら月33300円まで設定ができます。
きっちり年間40万円に設定したい場合は、ボーナス設定を「する」にクリックして設定金額400円と入力します。
ボーナスの指定月はいつでも良いですが、私は何となく会社のボーナス月の7月の設定しています。

以上でつみたてNISAの設定が完了します。
NISA口座開設は審査に時間がかかるのでお早めに!
NISA口座を開設して一度つみたてNISAの設定を済ませてしまえば、あとは自動で積み立て投資をしてくれるので、投資初心者にも時間のない人にもかんたんに資産運用が出来るようになっています。
運用状況が知りたいときだけ証券会社のホームページからログインしてチェックする程度で良いと思います。
ネット証券は口座の開設から商品選び、積み立て設定まで店舗に出向く必要がなくパソコンから出来るのが1番の魅力です。
またもう一つのネット証券の魅力は、投資信託の購入時手数料が無料のものが多いという点です。
投資信託を購入する際に購入時手数料と信託報酬の2つの手数料がかかるのですが、ネット証券の場合購入時手数料がノーロード(無料)になるものが多いです。
つみたてNISAの非課税制度と手数料が出来るだけ少ないネット証券を利用して資産運用をしていくことで将来的により大きく増やすことが可能となります。
NISAの口座開設は税務署での審査があるため、思ったより時間がかかる場合があります。
年末や2~3月は繁忙期と予想されるのでより時間がかかる可能性があります。
つみたてNISAをすぐに始められるように、まずは口座開設をしておくことをおすすめします。